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「ハバナ市レグラ区廃棄物収集改善計画」完成式典

2010年12月08日



在キューバ日本国大使館は12月08日,「草の根・人間の安全保障無償資金協力」の一環として実施した「ハバナ市レグラ区廃棄物収集改善計画」(供与額:69,930ユーロ)の完成式典を行いました。




本案件を通して供与されたゴミ収集車。日本の技術協力プロジェクト『ハバナ市廃棄物管理能力向上』の日本人専門家によって、収集車の管理、修理技術の指導も行われました。





この計画はハバナ市レグラ区公共サービス局のゴミ収集能力が向上されるよう,社団法人日本外交協会を通して,埼玉県上尾市(1台),東京都町田市(3台),京都市(1台)で使用された計5台の中古ゴミ収集車輌を供与するもので,4万人以上のレグラ区住民の生活環境及び同区公共サービス局の労働環境が改善することが期待されています。車輌の供与式は,地元テレビ局等のメディアの取材が入る中、レグラ区役所で行われました。キューバ側からダリッツァ・ゴンサレス・ウィリアムス・レグラ区長から日本の協力に対する謝辞がありました。また、ヘスス・カバジェロ外国貿易・外国投資省国際協力課長ら要人の参加もありました。




地元テレビ局の取材を受ける西林大使(写真左)。供与式の模様は翌日以降のニュース番組で数回、放送されました。






そして日本側から西林万寿夫駐キューバ特命全権大使が挨拶を行い,その中で「2008年に今回と同様の協力で6台のゴミ収集車をハバナ市に供与しましたが,使用されているハバナ・ビエハ地区の細い路地に適した小回りの効く車輌として大変好評を得ていると聞いています。昨年から開始した日本の技術協力プロジェクト『ハバナ市廃棄物管理能力向上』とも連携しつつ,今回供与する車輌についても同様に長期間にわたって大切に使われ,より一層ハバナ市のゴミ収集改善に資することを期待します」と述べました。





供与されたゴミ収集車を視察する西林大使(右)とゴンサレス・レグラ区人民権力議会議長(写真中央)ら関係者






また、当日の供与式では地域の人たちが感謝の気持ちを込めて、同区役所前で空手や民族舞踊などのデモンストレーションを行いました。





西林大使やレグラ区長が見守る中、空手のデモンストレーションを行う子どもたち





在キューバ日本国大使館
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