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プロジェクト契約締結署名式

2011年03月24日



3月24日,在キューバ日本国大使館において,草の根・人間の安全保障無償資金協力以下4案件のプロジェクト契約締結署名式が行われました。署名式にはラモン・リポール外国貿易・外国投資省次官をはじめ西林万寿夫駐キューバ特命全権大使,キューバ政府関係者,本計画のカウンターパート機関である国際NGO,そして大使館員等が参加しました。また,このたびの日本における地震被害に対し,多くの方々からお見舞いの言葉及び連帯の意を表していただいたことに対し,西林大使が感謝の言葉を述べました。


案件1・

カマグエイ県身体障がい者施設設備

改善計画

被供与団体:カマキート/

マーク・クスター(代表)

供与限度額:74,611ユーロ



概要:カマグエイ県にある唯一の身体障がい者施設に対して老朽化及びハリケーン被害により生じた雨漏りの修理を行い,入所・通院者の利用環境の改善を図り,同施設に勤務する労働者の勤務環境の向上を目指すとともに,老朽化した洗濯機の代わりに大型洗濯機等を供与し,入所者に対する洗濯サービスを向上させるプロジェクトを立案した国際NGOに対して資金を供与する。



案件2・

カマグエイ県ヌエビタ市2地区飲料水

供給改善計画

被供与団体:ケア・カナダ/

ジョン・ロバート・サリバン (代表)

供与限度額: 74,613ユーロ



概要:カマグエイ県ヌエビタ市の2地区(ジュマイシ,フカラル)の飲料水確保のために、近隣にあるダムの水を飲料水として使用するため,浄水装置,電動ポンプ,貯水タンク等の設備を供与するプロジェクトを立案した国際NGOに対して資金を供与する。



案件3・カマグエイ県食糧増産計画

被供与団体:オックスファム/

ビート・シュミット(駐キューバ総合

プログラム・コーディネーター)

供与限度額: 64,725ユーロ



概要:食糧増産のため政令259号によって休耕地の使用権を譲渡されたカマグエイ市の2農業生産協同組合(CPA),2融資サービス協同組合(CCS)に対し,休耕地整備に必要な灌漑施設を設置する。



案件4・カマグエイ県種子生産強化計画

被供与団体:チスプ

(諸国民発展国際委員会)/

パオラ・ラルヒ (責任者)

供与限度額: 73,290ユーロ




概要:種子の生産及び保存管理を強化し,カマグエイ県の都市・都市近郊農業を普及させ,食糧増産を図るプロジェクトを立案した国際NGOに対して資金を供与する。

日本は,キューバにおいて、1998年より草の根・人間の安全保障無償資金協力を行ってきており,昨年度までに64件のプロジェクトを実施しました。

在キューバ日本国大使館
経済協力班
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Tel. 204-3355 Fax. 204-8902