Idioma: Español

経済協力

草の根・人間の安全保障無償資金協力贈与契約署名式

2012年3月16日



● 3月16日午前11時から,在キューバ日本国大使館において,草の根・人間の安全保障無償 資金協力案件である,下記の4プロジェクトの贈与契約署名を実施しました。署名式は近藤猛臨時代理大使及び本計画のカウンターパート機関である国際NGOの代表によって行われました。

● 日本はキューバにおいて、1998年から70件以上の草の根償資金協力を行っており,本年は 新たに7件(総額約720,000ドル)が承認されました。

● 草の根・人間の安全保障無償資金協力はその名が示すとおり,地域に密着し,そのコミュニ ティや地域の開発上の様々なニーズに,迅速かつきめ細かに対応できるように創設されたスキームです。日本国政府はこれらのプロジェクトを通じて,裨益者(beneficiario)一人ひとりの生活の向上を通じた地域の発展が達成されることを期待しています。

<各案件の概要>
1.マジャベケ県メレナ・デル・スル市農業生産強化計画
  被供与団体:市民ボランティアグループ
  供与額:82,188ユーロ
  概要:穀物の刈り取り・貯蔵のための機材、有機農薬を生産するための機材,植物油を生産するための機材をメレナ農牧公社
  に整備する。
  裨益者:(直接的)対象となる協同組合に加盟する470戸,(間接的)農家メレナ市の住民20,646名


                                        近藤臨時代理大使とシアラ・ビッギ代表との間での署名文書の交換

2.中部地域食品生産機材整備計画
  被供与団体:オイコス開発・協力
  供与額:41,666ユーロ
  概要:マタンサス県コロン市,ビジャ・クララ県プラセタス市,カマフアニ市で農業・牧畜業を営む3つの協同組合に対し,食物油、
  ソーセージ等を生産するための機材を整備する。
  裨益者:(直接的)対象となる協同組合に加盟する533農家,(間接的)3市の住民約206,000名

                                        近藤臨時代理大使とサンドラ・ピレス代表との間での署名文書の交換

3.中部地域食糧生産強化計画
  被供与団体:オイコス開発・協力
  供与額:40,112ユーロ
  概要:マタンサス県マルティ市,ペリコ市他2市で農業・牧畜業を営む4つの協同組合にチーズ,野菜酢漬け,ジャムを生産する
  ための機材を整備する。
  裨益者:(直接的)対象となる協同組合に加盟する618農家,(間接的)4市の住民約188,600名

                                    近藤臨時代理大使とサンドラ・ピレス代表との間での署名文書の交換

4.都市近郊農業のための有機農薬生産センター改修計画
  被供与団体:CISP
  供与額:81,802ユーロ
  概要:ラ・ハバナ県ボジェロス市のアレハンドロ・デ・ウンボルト熱帯農業基礎研究所,及びカマグエイ県カマグエイ市の
  トゥリアングロ・トレス農牧公
  社の施設を改修し,有機農薬生産機材を整備する。
  裨益者:(直接的)農薬の供給を受ける両市の約2300の農家,(間接的)両市の住民約331,000名

                                  近藤臨時代理大使とパオラ・ラルギ代表との間での署名文書の交換





在キューバ日本国大使館
経済協力班
cooperacioneconomicacuba@gmail.com
Tel. 204-3355 Fax. 204-8902