経済協力
2013年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力に係る贈与契約署名の実施(3件)
2013年12月18日

●12月3日,4日に2013年度の草の根・人間の安全保障無償資金協力案件のうち3件の贈与契約署名を実施しました。各プロジェクトの概要は下記の通りです。
● 日本はキューバにおいて,1998年から草の根償資金協力を行っており,これまでに90件の署名がなされました。
● 草の根・人間の安全保障無償資金協力はその名が示すとおり,地域に密着し,そのコミュニティや地域の開発上の様々なニーズに,迅速かつきめ細かに対応できるように創設されたスキームです。日本国政府はこれらのプロジェクトを通じて,裨益者一人一人の生活の向上を通じた地域の発展が達成されることを期待しています。
署名式の様子
<各案件の概要>
1. サンティアゴ・デ・クーバ県ハリケーン・サンディ被災地農業復旧計画
被供与団体:チスプ(諸国民発展国際委員会)(国際NGO)
供与額:89,004ユーロ
署名日:署名日:2013年12月3日
概要: 一昨年のハリケーン・サンディの被害を受けたサンティアゴ・デ・クーバ県サンティアゴ・デ・クーバ市及びメリャ市の都市・
近郊農業を行う6つの協同組合がもつ農場の復興を支援する。
裨益者:6つの農場の従業員93名が直接裨益者となる。
2. マタンサス県ペリコ市農業生産支援計画
被供与団体:市民ボランティアグループ(国際NGO)
供与額:87,838ユーロ
署名日:2013年12月3日
概要: マタンサス県ペリコ市の協同組合の計7農場に対して農業機材を整備する。
裨益者:協同組合の組合員104名が直接的裨益者となる。
3. ハバナ県サンティアゴ・デ・ラスベガスHIV・エイズ患者総合センター給水設備改善計画
ケア・インターナショナル・キューバ(国際NGO)
供与額:79,988ユーロ
署名日:2013年12月4日
概要: ハバナ県ボジェロス市に位置するHIV・エイズ患者総合センターの給水設備の改修を行う。
裨益者:同センターに暮らす患者255名,職員307名が直接裨益者となる。
在キューバ日本国大使館
経済協力班
cooperacioneconomicacuba@gmail.com
Tel. 204-3355 Fax. 204-8902
