経済協力
草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ハバナ県熱帯医学研究所附属病院HIV/エイズ検査機材整備計画」プロジェクト契約締結署名式
2015年8月7日
８月６日，在キューバ大使館において，草の根・人間の安全保障無償資金協力案件「ハバナ県熱帯医学研究所附属病院HIV/エイズ検査機材整備計画」プロジェクト契約締結署名式が行われました。
キューバでは，HIV/エイズ患者が約１９，８００名存在するとされています（２０１３年ペドロ・コウリ熱帯医学研究所附属病院より発表）。また，同病院では血液検査機材の欠如・故障により，血液に関する精密な検査ができない状態にあります。本プロジェクトでは国際NGO「ケア・インターナショナル・キューバ」に対して，６３，２９８ユーロを供与し，右病院に自動血球計数装置，顕微鏡,分光光度計等のHIV/エイズ血液検査機材を整備します。これらの機材の整備により，同病院の血液検査作業の効率化を図るとともに，精密な血液検査を可能とすることで，HIV/エイズ患者へのより適正な診断を通じた医療サービスの質の向上に貢献していきます。
【署名式の様子】佐藤大使とパターソン代表
在キューバ日本国大使館
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