キューバについて
キューバ渡航者の皆様へ(被害多発!要注意!)
最近の事件
2008年5月初め午前11時頃、ミラマル地区の人通りの無い広場で、ひとりで写真撮影をしていた邦人女性が、 駆け寄ってきた見知らぬ男性からナイフで脅され、首から下げていた高級カメラを強奪される事件が発生しました。
外国人観光客が多数訪れるハバナ市内の観光地(特に旧市街及びセントロハバナ)において、以下のような事件が頻発しています。 つきましては、キューバに渡航・滞在される方は、下記の事項に十分注意し安全な旅行を心掛けてください。
1.目立つ犯行の手口
(1)窃盗
(イ)飲食など共にして少し親しくなった頃、相手を信用してデジタルカメラや携帯電話を手渡すと、
受け取った犯人は隙を見てカメラ等を持ったまま逃走します。
(ロ)同様に、両替目的で相手にお金を預けると、相手はそのまま持ち逃げするか、
価値の低いナショナル・ペソに両替してしまいます。
(ハ)昼間・夜間を問わず、一人歩きの女性を狙い、ショルダーバックやウエストポーチを無理矢理ひったくって逃走します。
犯人グループが少年である場合もあります。
(2)強盗
(イ)昼間であっても、裏通りを歩いている女性を狙い、男性2,
3人で羽交い締めにしてショルダーバックを無理矢理奪い取って逃走します。
(ロ)男性であっても、深夜の一人歩きは要注意です。深夜、
野球観戦の帰り道、後頭部を殴られ所持品を強奪された方もいます。
(3)詐欺行為
(イ)両替詐欺には十分注意してください。両替は正規の両替所(CADECA)又は銀行で、
自分自身で行わないと、騙されて価値の低いナショナル・ペソに両替されてしまいます。
(ロ)私服の偽警察官が、所持品検査を装い、現金などの提出を要求しますが、
信用して提出すると、そのまま持ち逃げしてしまいます。
2.対処方法
(1)両替の話には必ず下心、裏がある。
有利なレートで両替の話を持ちかけるのは、お金を騙し取る、又は相手を人気のつかないところに誘い出し、
その後窃盗等を目論む犯人グループの常套手段です。
両替の話を持ちかけられたら、必ず裏があると疑ってかかってください。
(2)所持品を他人に預けない。簡単に相手を信用しない。
(3)深夜の単独行動は慎む。
(4)特にセントロ・ハバナやハバナ・ビエハ(旧市街)では十分注意してください。
昼間であっても、女性が単独で行動していると、ひったくりなど狙われやすい地域です。
3.その他注意すべきこと
キューバで使用できるクレジットカードはVISA又はMASTERCARDの2
種類(米国の金融機関以外で決済されるカード)に限られています。
※ 日本で発行されたクレジット・カードでも米国系銀行が決済銀行となってい れば使用できません。
又、キャッシュカード(CITIBANK、CIRRUS、PLUS等)も使用す ることはできません。