領事関係

令和6年10月19日

領事関連情報

キューバ:デング熱の予防に関する注意喚起

1 キューバにおいて,デング熱が流行している模様です。
  ハバナ在住の在留邦人の中にも,デング熱にかかった人が出ています。

  

2 デング熱は,デングウイルスを持った蚊に刺されることで起こる病気です。 地元当局により,殺虫剤の散布などの対策をとっていた時期がありましたが、現在は殺虫剤の不足により散布作業は行われていません。在留邦人や旅行者の方は,虫除けや殺虫剤を使用したり,肌が露出しない服を着用するなど,蚊に刺されないように予防策を講じてください。

キューバ滞在における要注意事項

キューバで使用できるクレジットカードは、ビザカード又はマスターカードで(他のクレジットカード会社のものは使える場所が限定されます)、かつ、米国の金融機関以外で決済されるカードのみです。なお、ビザカード又はマスターカードであっても、停電やコンピューターシステムの不具合等により、使えない場合もありますので、キューバに来られる際は、現金をかなり持参する必要があります。当地において、クレジットカードが使えるものと思い込み、現金を僅かしか所持せず、結果的に困窮してしまう事案が多々発生しているので、ご注意ください。
また、クレジットカードによるキャッシングは可能ですが、キューバ国内でキャッシング可能な契約内容かどうか事前にカード会社にご確認下さい。

ハバナ中心部(セントロ・ハバナ、ベダード等)において、日本人が被害に遭う事件(凶器使用による強盗、夜間における侵入窃盗、目を離したスキを狙った窃盗等)が急増しています。このような犯罪被害に遭わないために、深夜は不要不急な外出を控えること、夜間一人で路上を歩かないこと、所持品は肌身離さず持つこと、貴重品は必要最低限の物だけ持ち歩くこと、荷物を見ず知らずの人に預けないこと、路上で見知らぬ人に話しかけられても相手にしないこと、ホテルや自宅内の施錠(玄関、窓等)を必ず行うこと、万が一被害に遭った場合は抵抗しないことを徹底する必要があります。キューバは、中南米の国々の中では、安全な国というイメージを持っている方もいますが、近年、キューバの治安は悪化しており、昼間であっても犯罪グループが多数徘徊していますし、決して油断はできません。キューバ滞在中は、上記の点を心掛けた上で、警戒心を堅持し、防犯対策を徹底するようお願いします。

 

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